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滝川市は、石狩川と空知川が寄りあう石狩平野の北部(空知平野)の丘陵地帯に位置し、市の約6割が森林や農地などの緑に囲まれた自然環境に恵まれた地域です。中空知地域の中心都市であり、古くから交通の要衝、また周辺の石炭産業に支えられた商業の町として発展してきました。
本校は、昭和34年(1959年)開校の学校法人今野学園滝川商業高等学校を前身とし、昭和48年(1973年)に滝川市立に移管され、北海道滝川西高等学校として商業科1学年6学級で開校しました。昭和52年(1977年)の普通科設置、平成5年(1993年)の商業科の学科転換(会計ビジネス科、情報ビジネス科)、平成30年(2018年)には情報マネジメント科への学科転換を経て、現在に至っています。中空知地域の普通科及び商業科の中核を担う学校として歩みを続け、14,000人を超える卒業生は道内外で活躍しています。
開校以来、「志ある者は 事ついに成る」を校訓に、普通教育と商業教育のそれぞれの特色を生かし、地域や社会の期待に応える生徒を育成する教育活動を実践してきました。地域に根差し、地域を支える商業教育と、姉妹校交流や国の指定事業を契機にした国際化に対応する国際理解教育が特徴です。商業科と普通科が併置されている強みを生かし、商業科の販売実習では、外国人客を想定した英語による接客シミュレーションを実施するなど、国際的な要素を取り入れるなど、学科の特長を相互に波及させる教育活動を推進しています。
また、「文武両道」を目標に掲げ、加入率90%を超える部活動では、全道、全国大会に出場し、成果を上げています。
令和4年(2022年)には開校50周年を迎えました。今後も更なる飛躍を目指し、教職員が一丸となって、地域と手を携えながら、生徒一人ひとりの可能性を引き出し、生徒の自己実現と地域や社会を担う人の育成に全力で取り組みます。
今後とも、滝川西高校の応援をよろしくお願いいたします。
令和6年(2024年)4月着任
北海道滝川西高等学校 第20代校長 三 井 智 和